私の言ひたい事はいつぱいある 賣春に 嫉妬に 創作に 愛に 飢餓に戰爭 强姦 自分の分理 でも一番 言ひたいのは
この痛みかも知れぬ この虛構かも知れぬ
輕やかに 生きたいと いふ事かも知れぬ
何もかも構はなくなつて 使ふ金は無いけれども 時間は洩れ出すままに許すのだ そんな惰性の 自分かも知れず