死に花は吸へぬ

老後、あるいは死後の評價でも書續けられますか、と、私には聞いてみたい。要するに分らないつてさういふ事だもの。私が評價を求める時、それは自分が生きてゐる限りにおいてといふ前提がある。何かを殘さうといふ時に、その氣槪は――何か不誠實を感じる。なぜだらう。無私ではないし、人のためになんて噓つぱちだからだ。