調子の惡い時

頭が痛くてずんずんずん
目玉が痛くてじんじんじん
好きな人は現れないし
する事も無く退屈だし
私は暇を持て餘してゐる
驚くほど無數のいとまが 私をほのめかしてゐる
それは次第に慾になつて 何かを買ひに走らせたり 夢想したり……
目覺めた時には體が重くていびつだつた
ああ 目覺めるよ ああ また、光溢れるディスプレイから離れて、君に向ふよ、なあ
さあ書いて解放つて 自由にならう
愚癡があるなら實踐しよう その旨を
私は暇に夢を見る
私は寢床つくえに夢を見る
また 再開して
起して
起る
さやうなら
また再起動 ……