心を棄てて あなたに宛てました
言葉に絲を通す ずぶりと穴の空いた言葉が 引つ掛つたあくびを通り越して あなたに刺さるのです
あくび、あくび、あくび、—— りつしんべん、りつしんべん、りつしんべん——
ああ、心など棄てて、噓でした 心は靑くなつたまま あなた目掛けて插すのです